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バリウムの味って美味しくならない?!

美味しくならない 雑記
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そろそろ中年が見えてくる頃(35歳)から健康診断に「胃レントゲン」の項目が追加されます。

同じレントゲンでも「胸部レントゲン」は簡単に受診できて苦痛はないのですが、「胃レントゲン」はちょっと違います。

強烈な炭酸とドロっとした石膏のような液体を飲まされ、狭いテーブルに乗せられてぐるぐる転がされて、罰ゲームのようなことになります。

「胃レントゲン」は何度受けても慣れず、受けた日は一日中機嫌が悪くなります。

体のためなのでそんなこと言っては検査技師さんにも失礼ですよね。ごめんなさい。

このドロッとした白い石膏のような液体ですが、皆さんもご存知のバリウムという液体です。

この液体一体何なのか気になり調べてみました。

最後まで読んでいただくと、バリウムでうんちくが語れるようになるかもです。

バリウムって何?

バリウムは原子番号56の元素で「Ba」と表され、アルカリ土類金属に分類されます。

バリウムはX線を吸収する性質があります。

この性質によって、本来X線では撮影できない胃が、胃壁に張り付いたバリウムによって白く撮影できるようになるのです。

バリウムはどうやって作るの?

バリウムの成分の99%は硫酸バリウムです。

重晶石(じゅうしょうせき)という鉱物を砕いて粉にしたものを添加物で水に溶かして味付けするとあのバリウムなります。

バリウムはお守り!?意外な効果!

なんと、この重晶石はバライト(Barite)と呼ばれ、パワーストーンなんですね!

Barite
重晶石

以下のような効果があると言われ、お守りとしても有名なのです。

  • ネガティブな感情をクリアにする
  • 良好な人間関係を築く
  • 人生の方向転換をサポートする

ちょっと驚きました。

お守りだからと言って、無理に出さなくても体に入れとけばいいことがあるなんて思わず、検査後は下剤で速やかに出しましょう。

バリウムが美味しくなればいいのに!

そんなお守りなバリウムですが、味付けしてあるとはいえ、私には美味しくなく飲みにくいものです。

会社の人でバリウムが美味しいという人がいるのですが、これは少数派と考えています。

現代の技術を持ってすれば味などなんとでもなるのではと思っていました。

ところが先日、NHKの朝一でバリウム検査の特集を偶然見たのですが、バリウムは美味しくできるそうです。

なぜ美味しくしてくれないのか?それには理由がありました。

美味しくすると、飲むときに胃が動き出してしまい、検査にはよくないとのです。

なるほど、そんな理由があったのですね。

まとめ

今回は苦手な「胃レントゲン」に使われるバリウムが気になり調べてみました。

パワーストーンだったり、美味しくできない理由があったり、驚かされました。

このことを思い出して検査を受ければちょっと違った感覚で乗り切れるかもしれません。

いや、やっぱりダメかも。

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